NLPでビリーフチェンジ 集客できる人になる個人セッション
NLPについての解説を先に読みたい方はこちら→NLPとは
解説 【NLPとコーチングの組み合わせがなぜ必要なのか】
<心の統合を目指すビリーフチェンジ>
やればいいとわかっているのに、できない。無理にやろうとすると違和感が出たり、気がつかないうちに他のことをしていたりする。
このような「やるべきことへの抵抗」が生じるのは、その行動にまつわる過去の出来事から作られた、ネガティブなイメージや、親や社会から受け継いだ規範を、潜在意識下に持っているからです。
これらの、意識できない心理的な決めごとを、「ビリーフ」と呼びます。このビリーフは、形成されたときには効果的に働いたものであり、自己防衛や、よりよい未来のために作られたものです。
しかし、状況が変われば、同じ作用がマイナスの効果をもたらすこともあり得ます。意に反して行動が止まったり、根拠なく嫌な気持ちになったりする場合は、ビリーフがマイナスに作用していることが考えられます。
NLPは、潜在意識にアプローチしてビリーフチェンジしていくスキルです。クライアント本人では意識することができず、思うようにかけられなかった思考を、NLPerのサポートにより変えていきます。
*NLPer : NLPのスキルを持って相手に関わる人。エヌエルピヤー、と読みます。コーチだけではなく、塾や学校の先生、医師、看護師、ビジネスマンにもいます。
<コーチングの限界をNLPで補う>
コーチングという概念は曖昧になって広まってしまいましたが、厳密に言うと、心の部分は扱わず、行動レベルでの目標達成のみを取り扱います。この定義の範囲で学習したコーチは、どのように行動したら良いか作り出せても、心に引っかかりがあって動けない状態に、お手上げになります。冒頭に述べた、「わかっているけどできない」状態です。
コーチングにNLPを加えることで、この限界を超えることができます。ネガティブなビリーフが持っていた本来の意味を発見し、ゴールに向かって進んで行こうとする心との一致点を見つけ、統合していくことができるので、心の底から一致した気持ちで、目標達成に向かっていくことができるようになります。
<クライアントの望む方向にしか変わらない>
人は安心安全な場が保てた時、心を開くことができ、自分の気持ちに気付くきます。その気付きが、ネガティブなビリーフの持っている本来の意図(よりよい未来を目指す)と、現在の意図との対話を促し、心の中での合意形成を進めます。
この意識改革のプロセスを見るならば、施術者の思い通りに操作しようとする洗脳とは本質的に異なり、クライアントの望む方向にしか変わらないので、ご安心ください。
正しいNLPコーチングは、クライアント自身も気がついていなかった本当の望みを、心の底から浮上させ強化して、クライアントが全身全霊で望む未来に進んていけるようにサポートするものです。
<潜在意識のロジック>
モチベーションやメンタルブロックなどの心の問題も、潜在意識的にはきちんと理由があり合理的です。
潜在化しているものは自覚できないために、なぜかできない、なぜかやる気が起きない、などと非合理的に見えます。
潜在意識は、言語的な論理よりも身体感覚的なイメージをつくるほうが結果に反映しやすいという特徴があります。
五感で情報収集した物を、取捨選択し、概念のパッケージに納めて、再構築したのが言語的理解です。
それに対して、そのような再構築がなされる前のイメージと身体感覚のまま、現状認識を構成するのが、潜在意識的理解です。
したがって、合理的におかしいと思えるイメージや言葉が出てきても、それを排除せず、五感をフルに使ったイメージワークをしていくのがNLPのカウンセリングのスタイルとなります。
セッション終了時には、言葉での説明がうまくできなくても、スッキリする、腹落ちする、一致感やワクワク感が出る、軸がしっかりする、といった感覚的な完了感が出ることが多いです。
この感覚を持ったうえで、企画や戦略に進むと、優先順位がはっきりし、決断も早くなって、事業がスムーズに進展します。
【安心安全な場作り】
コーチングセッションでNLPを用いる場合は、潜在意識にアプローチするために、安心安全な場作りを重視します。
私たちが日常的に自覚している顕在意識は、様々な思考パターンが固定化したものです。
パターン化しているから、昨日と今日とで一貫した言動ができるわけですから、パターンが固定化していること自体は、問題ではなく、むしろ健康なことです。
その思考パターン、言動の癖が、環境条件の件化に伴って、最適ではなくなったため、一部を入れ替えていこうというのが、NLPを用いて行おうとする、ビリーフチェンジです。
そのためには、一旦固定した思考パターンをゆるめることが必要になります。
それが、リラックスであり、安心安全な場作りであり、ユーモアや笑いです。
誰からも攻撃される心配のないところで、心をオープンにすることで、潜在意識との対話が可能になります。
【NLPとは 一般的解説】
NLPとは、Neuro Linguistic Programming(神経言語プログラミング)の略です。
人間は過去の体験から様々なプログラム(自動的な思考や行動)を持っていて、その自動反応を利用することも書きかえることも可能だ、という考え方が基盤にあります。
1970年代のアメリカで、天才的といわれたセラピストのカウンセリングを観察して、その言語パターンを解析し、メソッドとして体系化したものです。
学術的な根拠よりも経験的な効果性に焦点があたって発展してきたので、心理学というより心理療法というべきでしょう。
より広くは、コミュニケーションスキルとみなすこともできます。
人間関係の質を上げることに効果があるため、カウンセリングのみならず、コーチング、ビジネス、教育など多方面に使われるようになりました。
トレーニングをすれば誰でもできるように手順化されていることが、広く普及した要因と考えられます。
手法としては、催眠(トランス)状態の利用、非言語での情報収集、言語パターンの分析、などがあります。
それらを複合的の用いながら、クライアントの問題の原因をなっている固定観念を見つけ、新しい視点を与え、現状に見合った意味づけに変えて、望ましい状態を作っていくことになります。